Googleは米国時間5月14日、サンフランシスコで開催中のカンファレンス「Google Marketing Live」で、同社のサービス上で新しい商品を購入したり発見したりできるようにする多くの新ツールを発表した。
発表の1つは、Googleの小売ハブである「Google Shopping」の改良版だ。アップデートされたサービスでは、商品を閲覧し、それを小売業者のウェブサイトから購入するか、近くの実店舗から購入するか、またはGoogleのサイトから直接購入するかを選択できる(Googleから購入できる商品の場合は青いカートのアイコンが表示されるので、これをクリックするとカートに追加できる)。
Googleは、顧客が期待する結果を得られなかったり、払い戻しを受けるのに苦労したりしている場合には介入すると述べた。同社は発表の中で、この新しい体験によってショッピングサービス「Google Express」の良い点をGoogle Shoppingに統合するとも述べた。
Googleは改良の一環として、「YouTube」の動画上に表示される商品も購入できるようにする。たとえば、動画の制作者がメイクのチュートリアル動画を投稿した場合、Googleは視聴者がその特定の商品(特定の種類の口紅やマスカラなど)を購入してから、動画の視聴を続けられるようにする。この機能は「2019年中」に提供開始されるという。
同社はまた、Google検索に新しい「Gallery広告」を表示すると発表した。このフォーマットでは、Instagram広告のようにスワイプ可能な写真を使うという。Googleはさらに、「Discovery広告」も発表した。これは特定のユーザー層をターゲットにできる写真や動画のキャンペーンで、YouTubeのフィード、「Gmail」のプロモーションタブ、Googleアプリのニュースフィード「Discover」に挿入するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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