8月21日~8月27日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
まもなく9月になろうとしているが、Apple界隈では次のiPhoneに関する話題が高まっている最中だ。2017年と同様に、2018年のiPhoneの新モデルは3つ登場するとみられている。
1つはiPhone Xを踏襲した5.8インチ有機ELディスプレイモデル、2つめは6.5インチ有機ELディスプレイを備えた大型モデル、そして3つめは価格を抑えた6.1インチ液晶ディスプレイモデルになるとみられている。
いずれも、iPhone Xで用いられた「ノッチ」という画面上部の切り欠きを備え、そこにTrueDepthカメラを内蔵し、3D顔認証による高いセキュリティを備えるデバイスになるとみられている。
Appleは2017年にiPhone Xを披露した際、向こう10年のiPhoneを先取りしたコンセプト、という説明を加えていたのが印象に残る。そうした説明があったことからも、ノッチと顔認証を備えた全画面デザインが今後も採用されていくことになると考えて良いだろう。
このあたりの予測はほぼ収斂しつつあるが、それ以外の製品についてもアップデートが予測されている。
世界トップブランドとなったスマートウォッチ、Apple Watchはここ数年、iPhoneとともにアップデートを繰り返しているが、2018年も同様に新モデルが期待される。
これまでの3モデルはデザインを変更せず、プロセッサやセンサ、通信機能などの充実を進めてきた。ここに来て、画面の大型化やインターフェースの変更など、これまでよりも大きな刷新が見込まれている。スマートウォッチ市場にも競合が増えてきたことから、新たな機能を与えて需要を刺激する考えも見え隠れする。
また、Macについては、MacBookとMacBook Airの後継となる13インチモデル、またMac miniの刷新にも期待が集まる。それぞれ、廉価版、プロ向け、というキャラクターをはっきりとさせ、ラインアップの中でのポジションを確立するとともに、いずれも「販売台数」にこだわるモデルとして成長させていくことになるだろう。
一方、iPhoneについては長らくアップデートが行われていないiPhone SEについての憶測も先週流れた。アプリ開発に用いるAppleのアプリケーション、Xcode内に、まだ発売されていないiPhoneの製品名とみられる文字列が発見されたという。もちろんこれが単なるダミーのものである可能性もあるが、インドなどで苦戦が伝えられているだけに、価格の安さにこだわった製品の刷新への期待も集まる。
次期「iPhone SE」か--「XCode」内に謎のモデル名見つかる(8/23)Appleは8月25日に直営店「Apple京都」をオープンさせた。Apple Storeの新しいコンセプトである「タウンスクエア」型店舗としては、2018年4月にオープンしたApple 新宿に続く2店舗目となる。
タウンスクエア型店舗は、フォーラムと呼ばれる大画面の前に椅子を並べて楽しめるスペースが用意され、Apple製品やそれを生かしたクリエーションや教育、ビジネスなどを学ぶ事ができる「Today at Apple」が開かれる。
また季節ごと、特集ごとにアクセサリをコーディネートできるアベニューや、新しいスタイルのサポート拠点、ジーニアスグローブなど、これまでのApple Storeから刷新されたイメージと機能がもたらされている。
タウンスクエア型店舗は、印象的な建築やデザインも楽しみの一つだ。Apple 京都は我の雰囲気とモダンを融合させた内装が施されている。また日本のApple Storeでは初めて、ビジネス向けの商談スペースとなるボードルームも設置されている。
「Apple 京都」8月25日10時オープン--京都らしさあふれる和モダンな店内(8/24)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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