サイバーエージェントは7月25日、クリエイター集団PARTYと共同出資の新会社「CYPAR(サイパー)」を7月11日に設立したと発表した。
CYPARの代表取締役社長には内藤貴仁氏(サイバーエージェント上級執行役員)、会長兼CCOに伊藤直樹氏(PARTYクリエイティブディレクター)が就任。研究開発拠点は、鎌倉にあるコレクティブオフィス北条SANCI。なお、CYPARでは、AIによるクリエイティブソリューションの研究開発から提供までを担う。
サイバーエージェントが持つインターネット広告における研究開発リソースとAI活用のノウハウと、PARTYが強みとするテクノロジとストーリーテリングを融合した体験デザインのノウハウを掛け合わせることで、次世代の表現開発を実現する新たなクリエイティブプロセスを構築。企業のブランディングコミュニケーション分野でも、CYPARの強みを生かしたクリエイティブとテクノロジを掛け合わせた新しいソリューションを提案する。
また、両社の得意領域を生かし、人間とAIが共存するクリエイティブの世界を実現。働き方改革や人間だけでは辿り着けないクリエイティブの開発を目指す。さらには、広告のみならず、幅広いモノづくりでの活用を目指し、映像、音楽、工芸、建築、グラフィック、アートなどを対象に研究開発を進めるとしている。
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