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「ACT2ではなく、レクイエムッ!」--ジョジョスマホ「JOJO L-02K」開発陣に2万5000字インタビュー - (page 5)

藤井涼 (編集部)2018年03月26日 13時30分
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鹿島氏 : 割とジョジョのラスボスって結果を求めるじゃないですか。“勝てばよかろうなのだ”(第2部・カーズのセリフ)的な思想があるというか。第5部のラスボスに至っては能力がもろにそうで、過程を吹き飛ばしていますよね。一方で、ブチャラティチームはその過程を大切にする人たちなんですよね。どちらかというとプロセスが重要だよという。そういうところも自分の生き方に影響を受けていて、対立することがあった時に自分が生きていく上でどっちが良いのかを考えていくわけですよね。やっぱり納得をして進んでいくためにはプロセスを踏んでいくことを意識してしまいますね。

ホーム画面に現れる“奇妙”な現象

——“納得はすべてに優先する”(第7部・ジャイロ・ツェペリのセリフ)ということですね。少し横道にそれてしまいましたが、次はホームアプリ「JOJOホーム」と、こだわりの「テーマ」について聞いていきましょう。

鹿島氏 : ホーム画面は、基本的に4枚のページで構成されています。1枚目がメインのホームになっていて、それに続く3枚は同じテーマ性をもったイラストが続く形になっています。また、これはLGのホームアプリの最大の特徴でもあるのですが、画面をピンチアウトするとアイコン群が全部消えるようになっているので、イラストだけを全開にして画集のように楽しむことができます。そのあとにアプリを触りたければ、ピンチインですぐにアイコンが戻ってくると。

津田氏 : 当然、前回以上にたくさんのイラストを使いたいという話になっていたのですが、ただ数を増やしても毎日毎日切り替えていくのは大変ですよね。その中で、より多くのイラストを鑑賞して楽しんでいただくためにはどうすればいいかというところで、ページごとに違いを見せるようにしたというのが1つの解ですね。

 テーマは10種類用意しています。第1~8部のものと、荒木先生の描き下ろしイラストや各部の主人公が並ぶオールスター、そして主人公と宿敵の対決を表したブラック&ホワイトですね。1つのテーマにつき4枚のイラストがあって、それ以外のものも合わせると壁紙は60枚以上あります。さらに、それぞれのイラストを組み合わせたいというニーズもあると思うので、ライブUXではこれらを自由に組み合わせることもできます。


10種類のテーマから選択可能

——画面を横にスワイプすると、どんどんイラストが切り替わっていくのは興奮しますね。

鹿島氏 : ホーム画面用の加工の仕方なんかも、ジョジョリオンのコミックスの表紙をベースに、ちょっと似た形式のデザインにしたり、大胆にアレンジしたりして、一体感みたいなものが出るようにしましたね。部のテーマによって表現の方法もそれぞれ変えています。ただ、1番こだわったポイントは、ホーム画面の表示内容をランダムに変化させたところです。たとえば、第8部のホーム画面で説明すると、いまメインの壁紙は定助と康穂ちゃんですよね。これを1回画面オフにして、もう一度オンにすると......分かりましたか?常敏と花都が画面上に増えているんです。


当初のホーム画面

画面をオンオフすると常敏と花都が増えている

——おお、これはすごい!!

鹿島氏 : テーマを切り替えることでお客さんの好きな部ごとのイラストは楽しめるんですけれども、飽きがこない仕組みみたいなところで、メインのホームが画面をオンオフするたびに少しだけ変化させる要素を入れたんです。次は第4部のテーマなんですが、気づきましたか?億泰の制服の色が変わったということに。

——本当だ、気づかなかった......。

津田氏 : ご存知の通り、このイラストには2パターンのカラーがあるので、これを組み合わせて1人ずつ服の色を変えています。


同じイラストだが、キャラクターの色がランダムで入れ替わる

鹿島氏 : 全く同じイラストなんですけど、色が違うというものが画集にあって、これを使ってキャラクターの色をランダムで差し替えています。見るたびに、2つのイラストがミックスされて色が変わる。こんな感じで、テーマごとにそれぞれのギミックが隠されています。

——カスタマイズも含めて、荒木先生や集英社の協力があったからこそ実現したコンテンツですね。

津田氏 : 当然のことながら、すべて荒木先生にご確認いただきフィードバックをいただいて実装しています。

鹿島氏 : これだけのボリュームのコンテンツをほぼ毎週のようにご監修いただきました。とにかく感謝しかないですね。“「ありがとう」… それしか言う言葉がみつからない…”(第7部・ジョニィ・ジョースターのセリフ)。

マナーモード時代の“ジョジョらしさ”を追求

——新システムの「擬音モード」も気になります。

鹿島氏 : これは通知音や操作音の代わりに、画面上にジョジョならではの擬音を表示するという機能です。前モデルとの違いというか、新しいことへのチャレンジとして検討する中で出てきた機能ですね。いまスマートフォンを持っている人って、サイレントとかマナーモードにしている方が多いと思うんです。その上で、使っている方に対して何か違う驚きとかサプライズな演出がしたいと思って、あえてサウンドをオフにした時だけ、画面内の表現が変わるようにしました。


「擬音モード」(左)。通知などにあわせて画面上に擬音が表示される

 ホーム画面のジョジョのイラストに被せるならやっぱり擬音だよねというところで、メールの通知や音楽プレーヤーなど、いくつかのアプリケーションと連動して、さまざまな擬音が表示されるようになっています。ちなみに、ホーム画面のページをめくるときには「パラリ」という文字が出ます。あとは電話の時にドッピオの「トゥルルル」が出たり。

津田氏 : アイデアとしては、ジョジョといえばもちろん擬音というところから始まってはいるんですけど、最近のスマートフォンって何だか寂しいよねという話になって。フィーチャーフォンのころは、いろいろと趣向を凝らして、相手によって着信音を変えたりするなど遊び心もあったんですけど、いまでは多くの人がサイレントにして置きっぱなしにしていたりとか、そこの隙間みたいなものがなくなってしまったなぁと思っていました。ジョジョの擬音なら、そこに対して何かもう一度提示できるのではないかということで、擬音モードが生まれたんです。

鹿島氏 : 通知の重要度によって「ゴゴゴ」が出たり「ドドド」が出たりします。ちょっとずつ表情が変わるところも注目ポイントなので、長く使っていただければいろいろなシーンで見られると思います。特に端末の電源オンオフのタイミングなどで、溜まっていた通知がまとめてくるので見つけやすいかもしれません。

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