NTTドコモは10月18日、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーションしたスマートフォン「JOJO L-02K」を2018年1月以降に発売することを発表した。12月にスペシャルサイトも開設する予定。
L-02Kは、ジョジョの奇妙な冒険の連載30周年を記念したスペシャルモデルで、同社が2012年8月に発売したジョジョスマホ「L-06D JOJO」から約5年半ぶりのコラボモデルの第2弾となる。今回も開発パートナーはLGエレクトロニクスで、ドコモの冬春モデルとして販売されるスマートフォン「V30+」をベースに開発している。
V30+は、約6インチの高精細な有機ELディスプレイを採用。Bang&Olufsenによるチューニングとノイズ低減技術Quad-DACにより、ハイレゾ音源だけでなく、YouTubeなどの映像も高音質で楽しめる。また、約1650万画素+約1310万画素のデュアル広角カメラ(F値1.6)によって、ワイドな景色も歪まずに撮れる。本体サイズは、幅約152mm、高さ約75mm、厚さ約7.4mmで、重量は約158g。2.45GHz+1.9GHzのオクタコアCPU、4GバイトのRAM、128GバイトのROM、3060mAhのバッテリを搭載する。OSは最新のAndroid 8.0。
前モデルのL-06Dでは、原作者の荒木飛呂彦氏が特別に描き下ろした、第6部の主人公・空条徐倫が本体の背面に描かれていたが、L-02Kでは第5部のスタンドであるゴールド・エクスペリエンスが背面を彩っている。前モデルと同様に、ドコモ側からイラストの指定はしておらず、荒木氏が自らこのイラストを描いたのだという。また、パッケージ(外箱)も前モデル同様に特別仕様になる予定だ。
前モデルでは、ジョジョスマホのためだけに開発された機能も充実していた。たとえば、荒木氏が描き下ろしたイラストを含む壁紙やライブ壁紙、ウェザーリポートの「天気予報」やムーディーブルースの「デジタル時計」などのウィジェット、数々のジョジョの名台詞を即座に入力できる「ジョジョ名台詞予測変換機能」、第3部に登場するカーレースゲーム「F-MEGA」、簡単にジョジョ風の写真に加工できるカメラアプリ、ジョジョの第1~2部を完全収録したフルカラーコミックなどだ。
今回発売するL-02Kの機能については、残念ながらまだ詳細が明らかにされていないが、前モデルにも負けない豊富な専用コンテンツを多数用意していると開発担当者は語る。また、前モデルは1万5000台の限定販売だったことから予約開始日に即日完売となったが、L-02Kの販売台数は現時点では未定だという。
2012年10月にテレビアニメシリーズがスタートし、2017年8月には実写映画化されるなど、ジョジョの知名度や人気はさらに高まっており、販売台数にもよるがL-02Kは前モデル以上に熾烈な争奪戦になることが予想される。予約開始日などの続報が待たれるところだ。
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