広告業務を自動化するAIマーケティングアシスタント「Roboma」

 RoboMarketerは1月16日、主に集客における広告業務を自動化するAIマーケティングアシスタントサービス「Roboma(ロボマ)」のベータ版を公開した。データを基に最適なアクションをアドバイスすることで、誰でも最適な運用ができるようになることを目指す。


AIマーケティングアシスタントサービス「Roboma」

 Robomaは、セキュアな認証方法により、およそ1分でFacebook、Instagram、Google(Adwords)、Twitterといった主要メディアの広告アカウントと連携できることが特徴。

 連携した広告アカウントは、レポートを一元管理でき、費用やCPA(獲得コスト)などの指標をグラフで可視化できる。これにより、さまざまな分析軸や表示機能を使って瞬時にデータ分析ができるとしている。管理画面の閲覧権限を付与することで、チームメンバーや代理店ともレポートを共有できるとのこと。


レポート画面

 月額料金は、広告アカウントが1つまでの「フリープラン」が無料で、3アカウントまでの「ベーシックプラン」が税別9800円、10アカウントまでの「プロプラン」が税別2万9800円。ゲームやアプリの開発会社、EC事業者などを中心に、早期に1000アカウントの獲得を目標に掲げている。

 RoboMarketer代表取締役 CEOの岡崎哲朗氏は、グリーやSaaS系スタートアップでマーケティング責任者を務めてきた人物。日々の広告業務におけるデータの管理運用はいまだにアナログで行われていることが多く、本質的な業務やブランディングに時間を割けないという課題があると考え、同サービスを立ち上げたと説明する。

 「現状の広告運用は、担当者が職人のようにデータを見ながら感覚でキャンペーン効果やクリエイティブを判断している。しかし、そこで得られたデータやノウハウを共有できる場が少なく、メールやスプレットシート、Slackなどに分散してしまっている。もし担当者が抜けても、チームとして知見を蓄積できる場を作りたい」(岡崎氏)。

 なお、同社はRobomaの公開にあわせて、エウレカ創業者の赤坂優氏をはじめとする個人投資家から総額約4000万円の資金を調達している。

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