BizteXは11月14日、企業の定型業務を自動化するクラウドRPA(Robotic Process Automation)「BizteX cobit」の正式版を、11月15日より法人向けに提供すると発表した。
BizteX cobitは、面倒な情報収集やヒューマンエラーが起こりやすい入力業務を、ロボットに代行させることで自動化できるサービス。たとえば、人材紹介のため企業の求人ページを毎日巡回してチェックし、求人広告掲載のために住所情報調査をさせたり、製品価格を変更するために毎日競合店舗の価格情報を取得・比較するといったことに利用できるという。
プログラミングをすることなく、「タイマー予約」「変更点の検出」「csv,xlsのインポートとエクスポート」「テキストの取得・入力」「繰り返し処理」などの機能を組み合わせて、高性能なロボットを簡単に作成できることも特徴だ。
同社では、7月20日よりクローズドベータ版を提供。金融、製造、流通小売、人材紹介、広告代理店、インターネットサービスなど、幅広い業種の企業から問い合わせがあり、トライアルアカウント数は100件以上、作成されたロボット数は1000体以上、実行された業務シナリオ数は2万2000回以上におよぶという。また、多くの利用者から有料契約の意志を確認したことから、正式版リリースに至ったとしている。
今後は、さらなる機能追加に加えて、画像認識や音声認識との連携を予定しているほか、2018年の春を目処にパートナープログラムも構築する予定。同プログラムは、コンサルティングパートナー、インプリメンテーションパートナー、ディストリビューションパートナーなどを検討しているという。
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