調査会社のCanalysによると、インドは2017年第3四半期のスマートフォン出荷台数が4000万台を超え、米国を抜いて世界第2位のスマートフォン市場になったという。出荷台数は前年同期比で23%増加し、中国に次ぐ2位になったとCanalysは述べた。
Canalysの調査アナリストIshan Dutt氏は、インドにおける成長は今後も続くとし、主な理由として、スマートフォン普及率が低く、LTEが急速に普及していることを挙げた。
出荷数はサムスンが940万台、Xiaomi(シャオミ)が920万台で、第3四半期のスマートフォン市場の半分近くを占めた。同市場はますます過密化が進んでおり、2社に続いてVivo、OPPO、Lenovoが上位5社の顔ぶれとなっている。
Xiaomiはこの1年間の成長が特に顕著だった。ミッドレンジの端末で苦戦する中、出荷台数は290%増加した。CanalysのアナリストであるRushabh Doshi氏は声明で、「Xiaomiは継続的な顧客獲得イノベーションによって、数四半期のうちにサムスンを上回ることができるとわれわれは予測する」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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