スターティアラボは10月19日、オプトとワン・トゥー・テン・ドライブのプロジェクト「drop:Phygital Marketing Lab」に加わり、オプトが提供するARマーケティングプラットフォームに、同社のARアプリ「COCOAR2」が採用されたと発表した。
COCOAR2は、スターティアラボが自社開発したスマホ向けAR(拡張現実)アプリ。アプリ経由で任意の紙媒体、商品パッケージなどを読み込むと、設定されている動画・音楽・URL・3Dといったオリジナルコンテンツを表示できる。主に集客・広告ツールとして活用され、ダウンロード数は企業向けのAR作成ソフト「COCOAR」と「COCOAR2」を合わせて、計150万以上だという。
一方のdrop: Phygital Marketing Labは、IoT/AI/VRなどの未来技術を取り入れ、オプトとワン・トゥー・テン・ドライブの両社の知見・テクノロジを掛け合わせることで、リアルとデジタルが連動した体験を研究開発・提供するプロジェクトとして発足した。
これまでCOCOAR2で取得できる利用者情報は、性別、生年、ARが使用された位置だったが、オプトらと共同開発したARマーケティングプラットフォームによって、ARコンテンツから取得した利用データとインターネット上の外部データを統合。情報収集や分析が可能になり、セグメントに合わせた広告を配信できるようになった。
同社では、このサービスを「COCOAR CONNECT」として提供。今後も他企業との連携を進め、ARを軸とした新たなソリューションの構築・提供を目指すとしている。
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