SnSnapは8月23日、憧れの街や、アニメ・ゲームなどの非現実的な世界に、あたかも自分がいるような360度フォトが撮れるサービス「#WARP」をリリースした。
#WARPでは、全面グリーンバックで内装されたボックスの中で360度カメラを使用して撮影。あらかじめ用意した360度写真と合成し、まるでその場所にいるかのような360度フォトを生成する。生成されたデータは、専用端末でリアルタイムにユーザーへ送ることが可能。
同社では、没入感のある体験ができるVRを参考に、よりリアリティのある360度フォトを生成するため、独自に撮影機材を作成したりシステムを開発したりしていたという。また、ただSNS映えするフォトスポットを用意するだけでは差別化できないと考え、作品などの世界に“ワープ”した気分を味わえる#WARPを開発したとしている。
利用シーンとしては、新作ゲームやアニメ、映画の世界にワープしたような写真を撮ったり、アーティストのプロモーションとしてライブの舞台へワープしたような写真を撮るなど、企業や新商品、新サービスのブランディングやプロモーションを目的としたイベントなどへの提供を想定しているという。
なお、同社は8月21日にSNSフォトプリントサービス「#SnSnap」の長期常設モデル「#tagto(タグト)」をリリースしている。メンテナンスの手間が少なく、操作方法もわかりやすい無人運営可能なSNSフォトプリントサービスだ。
人々が日常的に多く訪れるレジャー施設や商業施設、観光地での常設を可能にすることで、SNSフォトプリントサービスの導入機会の創出を目指しているという。「ミニオン大脱走カフェ」で実施した導入テストでは、各テーブルに案内POPを配置し、カフェ中央の端末へ誘導。その結果、SNS投稿が#tagto設置前の約3倍に向上したという。
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