現行の「Android 7 Nougat」のロック画面には、「Google Assistant」を起動するためのマイクアイコンと、写真撮影のためのカメラアイコンがある。Android Oでは、さらに多くのショートカットをユーザーが追加できるようになる。
パスワード管理ツールを使っている場合、Android Oはデバイス全体でツールにオートフィル経由で簡単かつ安全にアクセスする方法を提供する。ユーザーは、どのツールをシステム全体で使えるオートフィル機能として使うかを選べる。これは、スマートフォン上で使うキーボードアプリを選べるのと同じことだ。
広い色域の色とはいったい何だろう? 字のごとしだ。今のところこの機能は一般ユーザーにはあまり意味がなさそうだが、将来の保証の話だ。新しいスマートフォンやタブレットでディスプレイの性能が上がると、アプリが広い色域を生かせるようになる見込みだ。愛するネコの写真が美しく表示されるようになったら、さぞうれしいだろう。
無線で高音質のオーディオストリーミングが可能になる。もちろん、新機能を生かせるかどうかは音源とスピーカーあるいはヘッドフォンのレベルによるが、オーディオファンにとっては、これはうれしい。
Androidタブレットで物理キーボードを使っている人に朗報だ。Android Oでは、開発者が物理キーボード経由のナビゲーションとショートカットを開発しやすくなった。これはAndroid搭載ノートPCあるいはChromebookへの道を開くきっかけになるかもしれない。
今回リリースされたのは、まだ非常に早い段階のビルドなので、今後どんな機能が追加されるのかはまだ分からない。そもそも、Android Oにどんなお菓子の名前が付くのかさえ分からないのだ!オレオ?オートミールクッキー?オレンジクリームシクル?いくつか候補はある。
5月の開発者会議「Google I/O」で、ここで紹介した機能の詳細や、さらなる新しい機能について知ることになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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