Android版「Gmail」でお金の受け渡しが可能に--まず米国で

Taylor Martin (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年03月15日 10時15分

 割り勘にしたディナーの代金を払う新しい手段が登場した。「Android」版「Gmail」アプリだ。この送金機能は「Google Wallet」を利用したもので、ウェブ版のGmailでは以前から提供されていたが、モバイルアプリでも送金が可能になった。

Android版「Gmail」で送金が可能になった
Android版「Gmail」で送金が可能になった。
提供:Taylor Martin/CNET

 Gmailアプリの最新アップデートを入手すれば、メール作成画面を使って送金やお金の受け取りができるようになる。ただし、この機能は米国外では提供されておらず、「iOS」版のGmailアプリにもまだ搭載されていない。

 Android版Gmailアプリを使って送金や受け取りをするには、次のように操作する。

  • Gmailアプリを起動し、右下にあるメール作成ボタンをタップする。
  • 右上にあるクリップの形をしたボタンをタップする。
  • ドロップダウンメニューから、「Send money」(送金)または「Request money」(受け取り)を選択する。
  • 金額をドルで入力し、「Continue」(次へ)をタップする。
  • 自分のGoogle Walletアカウントで決済方法を設定していない場合は、デビットカードを設定するよう求めるメッセージが送金処理前に表示されるので、「Add Debit Card」(デビットカードの追加)をタップし、必要な情報をすべて入力してから、「Save」(保存)をタップする。
  • コーヒー、ピザ、レンタル代など、摘要を記入する。
  • 「Attach Money」(お金を添付)をタップする。

提供:Taylor Martin/CNET

 メールへの添付として処理が行われるため、送金や受け取りをするお金を添付する前や添付した後に、受取人、件名、メール本文を追加できる。相手がGmailユーザーである必要はなく、Google Walletアカウントを持っていない人でもお金を受け取れる。

 Gmailアドレス宛てに送られたお金は、相手のGoogle Walletアカウントに直接入金される。Googleによれば、Gmailアカウントを持ってない人は、そのお金を自分の銀行口座に直接入金するように指定できるという。手数料は不要だ。

 お金が添付されたGmailの送信が完了すると、送金した人と受取人の両方にGoogle Walletから確認メールが送られ、金額、決済方法、送金先、メッセージ、取引IDが通知される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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