アドビシステムズは2月22日、ジェーシービー(JCB)が、同社のデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」の分析ソリューション「Adobe Analytics Premium」と、テストターゲティングソリューション「Adobe Target」を採用したと発表した。
Adobe Analyticsは、企業内外に存在する大量のデータを分析・可視化するマーケティング分析ソリューション。今回、ウェブやモバイルアプリからの行動データとデータウェアハウスの顧客データを組み合わせることで顧客とのやり取りを包括的に把握できる「Adobe Analytics Premium: Customer 360」を導入。これにより、精度の高い顧客データの活用が可能となった。
JCBは、2015年4月にデジタル推進を統括するため「WEB統括部」を新設。ウェブサイト運営におけるガバナンスとカスタマーエクスペリエンスの向上を図っていた。導入・運用にあたっては、アドビのコンサルティングサービスが、データ分析の最適化やKPIのレポートフォーマットの作成、上流工程からの最適なテストプランニング、経営者層へのレポート作成、人材育成トレーニングなど、全面的にプロジェクトを支援したという。
また、Adobe Targetを導入したことで、よりパーソナライズされた関連性の高いコンテンツの提供が可能となり、カスタマーエクスペリエンスを最適化。Adobe Analytics Premiumの高精度な顧客データとAdobe Targetを連携してA/Bテストを実施。ウェブサイトの導線やコンテンツを改善させることで、カード入会者数やリボ払いの利用促進などにおけるコンバージョンレートと顧客エンゲージメントが向上したという。
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