ユニクエスト・オンラインは1月30日、Twitterを活用したインフルエンサーマーケティングサービス「ソエンド」において、3つの利用者サポート機能を提供すると発表した。
ソエンドは、Twitterで商品やサービスを紹介して、広告がクリックされると報酬がもらえるアフィリエイトサービス。一般的なアフィリエイトの多くは、紹介したサービスや商品が利用・購入されたことに対して報酬が支払われるが、ソエンドでは広告主から指定のあったURLがクリックされるだけで報酬を得られることが特徴。ステルスマーケティング(ステマ)対策として、ツイートにはPRの表記がつくという。問題や悪意のある投稿をしたユーザーは報酬を没収している。
また、従来のアフィリエイトでは、サイトやブログに広告を掲載することが一般的で、サイト開設やブログの更新などで手間がかかっていたが、ソエンドならば通常利用しているSNSでの広告紹介文投稿が可能。定型文が指定されていないため(任意で出稿主による、NGワード・必須ワードはある)、自身の考えた文章で発信できるという。
同社によれば、2016年6月にサービスを開始し、現在は1000名近い月間アクティブユーザーがいるという。たとえば、Twitterのフォロワーが20万人に及ぶユーザーは、1日に1回投稿して、最高で月額30万円ほどの報酬を得たそうだ。また、累積報酬額の5000円以上が換金対象となっており、毎月その金額を超えるユーザーの平均報酬額は1~5万円ほどだという。
今回開始する利用者サポートは、「スタートガイド」「投稿のすゝめ」「獲得クリック数ランキング」の3つ。スタートガイドでは、「サイトに7回ログインする」「50クリックを集める」など、難易度別に12項目のミッションを設定。クリアするごとに10~500円の報酬が付与されるという。操作を学びながら報酬が得られ、インフルエンサーデビューをスムーズに進められるとしている。
投稿のすゝめは、過去に投稿された実際の文章を紹介するもの。さまざまな文章の切り口を紹介することで、より多くの投稿にチャレンジできるよう促す。週に1度のペースで紹介し、ピックアップされたユーザーには別途200円の報酬が支払われる。獲得クリック数ランキングでは、直近でクリック数の多かった文章を紹介。同じ広告でさまざまな文章パターンを確認でき、インフルエンサーのクリック獲得数向上を促すとしている。
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