ソフトバンクは10月13日、高精度なターゲティングデータに基づいた、最適な広告配信を実現する広告配信プラットフォーム「SoftBank Ads Platform」の提供を開始した。
SoftBank Ads Platformは、マイクロアドとの提携によるDSP(Demand Side Platform)や、ジーニーとの提携によるSSP(Supply Side Platform)、PMP(Private Market Place)といった、主要な広告配信サービス機能を搭載。利用企業は、専用のシステムを用意することなくマーケティングのデジタル化を進め、見込み顧客へのリーチを最大化できるという。
また、SoftBank Ads Platformでは、マイクロアド、ジーニーが保有する膨大なウェブやアプリの閲覧データと、ソフトバンクの独自データを組み合わせた高精度なターゲティングデータに基づいた広告配信が可能だという。今後は、IoTデータやTVの視聴データなどとの連携も予定している。
利用企業は、SoftBank Ads Platform上でこれらの各サービスを利用し、自社で蓄積したデータと連携することで、さらにデータを絞り込み、潜在購買層の選定や見込み顧客へのアプローチの効率性を高めることで最適な広告配信が期待できるようになるとしている。
今後は、ソフトバンクが新たに構築したDMP(Data Management Platform)や、一対一のコミュニケーションを実現するマーケティングオートメーション「GENERATE Marketing Automation」との連携を視野に入れ、それぞれが持つデータや機能を組み合わせることで、さらに高精度なターゲティング広告の配信を目指す。
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