モトローラのSIMフリースマホ「Moto Z」、極薄2 in 1「YOGA BOOK」など発売へ - (page 3)

空間を把握する技術「Tango」をスマートフォンに世界初搭載

 Phab 2 ProはGoogleのAR技術「Tango」を世界で初めて搭載したスマートフォン。1月にラスベガスで開催されたCESで開発発表され、グローバルでは6月に製品発表された注目製品だ。

 メタルユニボディに6.4インチのIPS液晶(QHD)、4Gバイトのメモリと、64Gバイトの内蔵ストレージを搭載するフラッグシップモデルで、オーディオはDolby Atmosに加え、スマートフォンとしてはこちらも世界初となるDolby Audio Capture 5.1にも対応する。

さまざまなARアプリケーションに応用できる
「Phab 2 Pro」の背面には16メガピクセルのカメラに加え、深度を測るカメラ、モーショントラッキング用の魚眼カメラの搭載されていて、この3つのカメラを使ってTangoが空間を立体的に理解し、さまざまなARアプリケーションに応用できる

デモンストレーションでは、床やテーブルの上に仮想的にCGのドミノをセットし、ドミノ倒しが楽しめるゲームや

家具の配置シュミレーター、3DCGの恐竜を観察できるアプリケーションなどが紹介された

 製品説明を担当したレノボ・グループ グローバル本社マーケティングディレクターのアンジャナ・スリニバサン氏は、「GPSはなくてはならない技術だが、今や誰もその存在を意識することなく、地図などをアプリケーションを日常的に使っている。Tangoもやがて同じように当たり前のもの、なくてはならないものになっていくと考え、スマートフォンに搭載した」と説明。さらにアプリケーションを充実させるにはエコシステムが重要だと強調し、「すでにたくさんのアプリケーションの開発が進んでいる。2017年には数百規模のアプリケーションがGoogle Playを通じて提供されるだろう」と語った。

日本のデベロッパーも紹介された
プレゼンテーションではARアプリケーションを開発中の日本のデベロッパーも紹介された
Phab 2 Proは直販価格4万9800円。11月下旬から予約販売を開始する予定だ
Phab 2 Proは直販価格4万9800円。11月下旬から予約販売を開始する予定だ

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