Lenovoがハイブリッド端末のサイズを、ノートPCよりもペーパーバックに近いサイズにまで縮めた。新しい「Yoga Book」は、ヒンジを利用した折り畳み式で、その片側には10.1インチのフルHD解像度ディスプレイを装備するが、キーボードがあるはずの場所は何もない平らなスレートになっている。
ここはまず、同梱の「Real Pen」スタイラスで操作する、Wacomのような描画タブレットとして機能する。内蔵のレノボ製アプリを使ってメモを取ったりドキュメントに注釈を付けたりすることができる。また、「Photoshop」などの画像編集プログラムにも対応するはずだ。
しかしスクリーン上のボタンをタッチすると、描画タブレットがバックライト式のキーボードに早変わりする。このキーボードをレノボは「Halo Keyboard」と呼んでいる。
入力や描画を行わない場合は、端末を折りたたんでキオスクモードまたはタブレットモードとして利用できる。そのこと自体は「Yoga」と名の付く他のノートPCと同じだが、この端末は格段にコンパクトなのが特長だ。
Yoga BookはIntelの「Atom x5」プロセッサを搭載し、「Windows 10」と「Android」の2つのバージョンで提供されており、重さは約680g。世界各地での価格と発売時期はまだ発表されていないが、米国ではスタート価格499ドルでまもなく発売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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