空気清浄機もWi-Fi対応--ブルーエア、遠隔操作や室内空気環境の視覚化を可能に - (page 2)

諸山泰三(プラスワン・クリエイティブ)2016年09月28日 17時15分

 商品の詳細は、セールス・オンデマンド 第二事業本部マーケティング部 マネージャーの福島英彦氏が解説した。

福島英彦氏
セールス・オンデマンドの第二事業本部マーケティング部 マネージャーの福島英彦氏

 Blueair Classicシリーズでは、吸込口と吹出口の形状やファンを改良し、従来機種と比べて最大で18%の清浄性能向上を図っている。

3枚のフィルタを使用
最上位モデルのBlueair Classic 680iは、本体内部の左右と上部に計3枚のフィルタを使用する

 本体を見て気づくのは操作パネルが一新していること。6つのアイコンでより直感的に操作できる。操作パネルは普段はカバーで隠すことができ、すっきりしたデザインだ。

見やすく操作しやすい
操作パネルはカバーを天面の開けて利用する。ほのかなブルーで見やすく操作しやすい

 本体内部にはエアーモニタの「Blueair Aware」と同じセンサを搭載する。これにより、室内の微粒子やニオイ、温度、湿度といった空気環境をモニタリング可能になった。


Blueair Classicのセンサが集めた室内の空気に関する情報がクラウドにアップされ、スマートフォンから温度や湿度のほか、微粒子状物質のPM2.5や揮発性有機化合物のVOCの値なども見られる

 また、新たにシリーズで初めてWi-Fi接続に対応。モニターした情報をWi-Fiもしくは3G/LTE経由でクラウド「Blueair Cloud」に蓄積する。スマートフォン向けに無料で提供する専用アプリ「Blueair Friend」を利用して、クラウドにアクセスし、外出先から運転を操作したり、センサでモニターした室内の空気環境を参照したりできる。

スマートフォンから運転を操作可能
Blueair Classicシリーズはスマートフォンから運転を操作可能になった

 Wi-Fiにつながり、IoT化したことで、運転を遠隔操作したり室内状況を見たりできるようになったのはもちろんのこと、さらにチャイルドロックやナイトモードの設定や、電源ランプの明るさの調整も行えるようになった。取扱説明書の確認や、よくある質問の参照、メールで問い合わせるといったこともスマートフォンの「Blueair Friend」から行える。

 面白いのは、空気清浄機能とは直接関係しないが、日本国内1487箇所や世界各地約3000箇所の空気環境がリアルタイム表示できることだ。海外出張前に出張先の空気環境を調べたり、いま世界で一番空気のきれいな地域はどこかを探したりといったことがスマートフォン上で行える。


発表会の会場では清浄機能のデモも行っていた。ガラスケースの中に煙を充満させ、この煙を20秒前後ですっかり取り除く

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