ヤフーは8月31日、フィーチャーフォンとスマートフォンを利用している、18歳以上の男女3000名に対してインターネット調査を実施。それぞれの利用の違いについて分析した結果を公開した。
フィーチャーフォンとスマートフォンの利用率は、18~29歳では、フィーチャーフォンが15%、30代が26%、40代が34%と、年齢が上がるにつれて利用率が上昇することがわかった。一方で、50代の58%、60代以上の34%がすでにスマートフォンデビューしており、シニア世代にも着実にスマートフォンが浸透していることがわかる。
よく利用する機能TOP5では、フィーチャーフォン、スマートフォンともに「通話」「メール」「カメラ撮影」の3つが占めた。その他の機能では、フィーチャーフォンが「アラーム」「電卓」、スマートフォンが「ネット閲覧」「SNS」と、結果が分かれる形になった。
通話・通信料金では、平均通話・通信料金の差が2945円と、スマートフォンの方が高額だった。ただし、スマートフォンを格安プランで利用する人が増え、その差は縮まっている。
フィーチャーフォン、スマートフォンそれぞれの利用者に対して満足度を聞いたところ、「メールの打ちやすさ」「文字の読みやすさ」では差が少なく、両者とも半数程度の満足度となった。一方で、「インターネットサイトの見やすさ」の満足度は、スマートフォンはフィーチャーフォンより57ポイント(約7倍)高い67%だった。
スマートフォンは、大画面のモデルが普及し、視認性に優れているほか、多くの携帯電話用ウェブサイトが、フィーチャーフォンからスマートフォン専用に移行しているのも原因の一つだと推測できる。
また、「家族や友人・知人とのコミュニケーションの取りやすさ」の満足度も、スマートフォンが17ポイント高い61%となった。幅広い世代において、SNSなどを活用しスマートフォンでコミュニケーションを取っている様子がうかがえる。
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