スターティアラボは7月27日、SNSへのシェアに特化したスマートフォンサイト制作ソフト「creca(クリカ)」の機能拡充を、8月2日に実施すると発表した。
crecaは、口コミで集客することを目的としたスマートフォンサイトの制作支援ソフト。検索エンジンからではなく、口コミによるSNSでのシェアを狙ったサイトを制作できることが特徴だ。ページはカードをめくるように閲覧でき、各種コミュニケーションアプリと連携することでシェアしやすく設計されているという。
また、飲食店やサロンを取引先に持つ中小の印刷会社や、ウェブ制作会社での利用を想定しており、専門知識がなくてもクーポン用、店舗紹介用、プロモーション用など、用途に応じたサイト制作が可能となっている。
今回の機能追加は、インバウンド(訪日外国人)や海外へのプロモーションを視野に入れており、ウェブサイトをシェアする機能に、メッセージアプリの「WeChat」「KakaoTalk」「Weibo」が追加された。また、ウェブサイトにクーポン(チケット)を設置できる機能が強化され、ユーザーはクーポンの利用回数・履歴を把握して活用できるようになった。
crecaは2月3日のリリース当初、同社の店舗アプリ制作支援ソフト「AppGoose(アップグース)」のオプションサービスという位置づけで提供(2016年6月末現在で144社が導入)されていた。今後は提供規模を拡大し、同社が提供するソフトウェアを導入している企業へと積極的に展開する予定だという。
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