4月に行われたゲーム内イベント「BELIEVE MY DRE@M!!」も大きな出来事のひとつ。これは1月から4月まで行われたキャスト陣による3rdライブツアーと連動したもの。ミリオンスターズ37人全員に対して、条件達成報酬である「パルフェ・ノアール」と上位報酬である「BELIEVE MY DREAM」が各2種類ずつ、合計74種のライブ衣装をまとったSRカードがイベント報酬として登場した。
ライブ連動イベントは3回目で恒例のものとなっているが、37人分のSRカードが一度に用意されたのは、2年前のファーストライブと連動した「HAPPY☆HAPPY☆PERFORM@NCE」以来。そしてひなたのゲーム内イベント上位報酬が用意されたのも、実にそのとき以来だ。
今回は全国をめぐるライブツアーということもあり、ゲーム内でもアイドルたちが各地のライブに参加する様子を描いたミニイベントも事前に展開。ライブ前の心情やステージに立った感想を語る場面が描かれたほか、実際のライブと連動し、キャスト陣があいさつしたときの音声を配信するという試みも行われた。
本イベントのルールは特定のアイドルを選択することにより、そのアイドルにポイントが入り順位を競うもの。参加者の総獲得ポイント数によって、全アイドルにおける上位報酬を付与する順位枠が拡大するシステムになっていた。絵柄そのもので言えばパルフェ・ノアールとBELIEVE MY DREAMに変わりはないのだが(高山紗代子だけメガネの有無の差があった)、お気に入りのアイドルを証明する場のようなイベントとなっており、モチベーションが高まったプロデューサーさんも多かったのか、かなり活況となっていた。
ことひなたにおいては、他のアイドルに比べてわりとスローペースでボーダーが推移していたのだが、イベント終了の数時間前から獲得枠が急拡大していくにもかかわらず、まるで短距離走を思わせるほど急速にボーダーが上がっていき、展開が読めない状況に。それでも約2年ほどため込んだアイテムなどを駆使しして獲得はできたのだが、上位報酬狙いが不慣れかつ久々だったこともあり、ほっとした気持ちが強かったのが正直なところだ。
なお余談ではあるが、キャスト陣による3rdライブツアーで福岡公演を現地で見ていたのだが、とても思い出に残った出来事だったことは付記しておきたい。
最後に、ひなたがひときわ注目を集めた、4月に行われた「CD&ボイスドラマキャスト投票キャンペーン」についても触れておきたい。これはCD新シリーズ「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 01~03」に収録されるボイスドラマの出演アイドルを、プロデューサーの投票によって決定するという企画。ボイスドラマはテーマにそった映画を撮影するという設定のもと、3つのテーマにそれぞれ5つの役、計15の役が用意され、アイドルを選ぶ投票が行われた。
複数投票は可能だったものの、プロデューサーひとりの持ち票は限られていたこともあり、お気に入りのアイドルをどの役に投じるか意思統一を図るため、ゲーム内のアイドル別掲示板であるコンベンションセンターで活発な意見交換や応援が繰り広げられた。おそらく、実装以来最も活気付いていたようにも思う。ほかにも自主的な宣伝活動がSNSなどでも見受けられた。
結果から言うと、ひなたは「任侠映画」の悪徳組長役を担当することとなった。しかも、役に就いた15人のうちでみると2番目に多い票を獲得していた。ここまで票が集まったのは、徳川まつりと競り合っている状況が投票期間ずっと続き、本当に最後の最後までわからない状況になり、得票争いで注目を集めていたことが大きいのだが、ほかにも一部のプロデューサーが素早く動き、積極的な宣伝活動を行っていたところも見受けられたり、悪役とは真逆の立ち位置にいるひなたが、悪役をやったらどうなるのかというギャップ性にも興味が集まっていたからではないかと推察する。
THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIESシリーズは9月から順次リリースされ、ひなたが登場する任侠映画がテーマとなっている02は10月12日に発売予定。映画ストーリーのボイスドラマに加え、映画主題歌1曲(5人曲)と、THE@TER ACTIVITIES共通テーマソング(5人曲)が収録される。またゲーム内では発売に先駆け前日譚エピソードを順次公開。第1弾の「剣と魔法のファンタジー」の公開が始まっている。
これまでも触れたように、ほんわかした雰囲気が持ち味で怖がらせるのが得意ではないひなたではあるが、真剣に取り組む姿勢を持っているのも紹介したとおりで、悪徳組長を演じきれるのではないかと期待している。楽しみにしたいところだ。
(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BNEI/PROJECT iM@S
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