ひなた好き記者が見た「アイマス ミリオンライブ!」3rdライブツアー福岡公演

 CNET Japanの編集記者が、日々の取材や暮らしの中で気になったサービスやウェブで話題のトピックなど、気になっていることを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。第43回は、主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当。4月3日にアルモニーサンク 北九州ソレイユホールにて開催されたイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」福岡公演の模様をお届けする。

  • 「Dreaming!」

 これは、バンダイナムコエンターテインメントのソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」のキャスト陣によるライブイベント。ミリオンライブ!としての単独ライブは3度目となるが、今回は初めての全国ツアーとして5都市7公演が展開される。すでに1月の名古屋からツアーが始まり、仙台、大阪とまわって福岡が4都市目。4月16日と17日に幕張メッセイベントホールで開催される幕張公演で、ツアーファイナルを迎える。また今回のツアーでは、ミリオンライブ!から新たに加わったアイドルのキャスト陣37人全員が参加し、どこかの会場で出演する形となっている。

 福岡公演で出演したのは最上静香役の田所あずささん、箱崎星梨花役の麻倉ももさん、北沢志保役の雨宮天さん、七尾百合子役の伊藤美来さん、高坂海美役の上田麗奈さん、矢吹可奈役の木戸衣吹さん、田中琴葉役の種田梨沙さん、木下ひなた役の田村奈央さん、ロコ役の中村温姫さん、北上麗花役の平山笑美さんの10人。ちなみに今回のツアーはリーダー制をとっており、福岡公演は麻倉さんと雨宮さんが務めた。

福岡の地で個々の持ち味を生かしたステージが展開

 福岡公演の特徴として種田さん、田村さん、中村さん、平山さんの4人が、今回のツアーではこの公演のみの出演。そして種田さんはファーストライブ以来の参加。田村さん、中村さん、平山さんの3人はCDリリースイベントでの出演経験はあるものの、アイマスの本格的なライブイベント参加は初めてというフレッシュな顔ぶれとなった。

 階段状となったステージに、麻倉さんと雨宮さんを中心として2人ずつV字に整列すると大歓声。テーマソング「Dreaming!」で幕を開けると、個々のソロ曲やさまざまな組み合わせによるユニット曲など、一部メドレーを含む28曲、約3時間のライブイベントとなった。

  • 「”Your” HOME TOWN」

 麻倉さんは福岡県出身ということもあり、凱旋(がいせん)ライブとなった。今回はリーダーということもあり少々緊張している様子も見受けられたが、トークではご当地ネタも随所に披露。天真らんまんな性格を生かし、ムードメーカーとして会場を沸かせていた。歌では田村さんとともに故郷を描いた「“Your”HOME TOWN」を一緒に歌ったほか、ソロ曲の「夢色トレイン」で方言が入った呼びかけを行っていた。

  • 「星屑のシンフォニア」

 一方の雨宮さんは、言葉よりも歌でメンバーを引っ張るように見えた。特に終盤、ソロ曲「絵本」を卓越した歌唱力と表現力をもって披露し、歌い終わった後に客席から歓声が聞こえてこないぐらいの大きな拍手が巻き起こり、しかも鳴りやむ気配がないというほど観客を魅了。続けて麻倉さんとともにリーダーコンビとして披露した「星屑のシンフォニア」でも、持ち味を存分に発揮するように歌っていた。

 平山さんは序盤早々にソロ曲「サマ☆トリ ~Summer trip~」を披露。夏をイメージした明るい曲をのびのびと歌っていたのが印象的だった。この日は「楽しい」を連発し、他のキャスト陣よりもひときわ大きな声で話したり歌ったりしている印象を受けた。実は冒頭や終盤のあいさつで一度も自身の名前を言わないままであったのだが、それだけこのライブを待ち望み、そして楽しんでいたことの裏返しだったように思える。

  • 「fruity love」

 中村さんも初めての大舞台で奮戦。伊藤さんとともに披露した「fruity love」ではかわいい振り付けとともに笑顔全開で歌い上げたほか、ソロ曲の「STEREOPHONIC ISOTONIC」ではセリフ混じりの早口パートを自らきれいに言い切って驚かせるなど、持っている力を存分に発揮。ライブ中は常に楽しそうにしている姿が印象的だった一方で、最後のあいさつでは涙ながらにステージに立てたことへの感謝を語っていた。

  • 「ジレるハートに火をつけて」

 序盤の盛り上げ役となったのは、上田さんと種田さんのコンビ。「Understand? Understand!」と「ジレるハートに火をつけて」という明るさと熱さを感じさせる曲を同じ組み合わせで会場を暖めていった。上田さんはソロ曲「ココロ☆エクササイズ」も躍動感あふれるステージで魅了。この曲はファーストライブ以来の披露だったようで、メッセージのなかでは、この楽曲に対する思いや当時のことを切々と語る一幕も。種田さんは、琴葉としてのあいさつのなかで「スマイル&ウィンク」を披露して観客のハートをわしづかみに。一方で、終盤で歌ったバラードのソロ曲「ホントウノワタシ」では、凛とした雰囲気を漂わせながら、心を響かせるように伸びやかな声で歌い上げ、大きな拍手が巻き起こっていた。

  • 「Fu-Wa-Du-Wa」

 ライブイベントでは常連と言えるぐらいに出演し、名古屋公演でリーダーを務めた木戸さんや、仙台公演でリーダーを務めた伊藤さんは安定したパフォーマンスを披露。木戸さんは「おまじない」、伊藤さんは「透明なプロローグ」といったソロ曲を軽快に歌い上げていたほか、木戸さんは中村さんと「Fu-Wa-Du-Wa」を、伊藤さんは田村さんと「Helloコンチェルト」をという具合に、初参加組をサポートするかのように一緒に歌っていた。

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