完全に再設計されたMusicアプリの主な特徴は、歌詞、発見、お薦めの3つだ。サードパーティーのサービスを使わない音楽ファンは、今回の新機能によって、以前より簡単に音楽を発見できるようになる。しかし、Musicアプリに関して最高のことは、やはりWWDCのステージでのプレゼンテーションだった。
「iOS 10」の「Photos」アプリで「Memories」タブをクリックすると、自動作成されたアルバム(前ページの8を参照)と動画ハイライトが表示される(たとえば家族旅行というテーマで作成されたもの)。写真や動画が撮影されたあらゆる場所の地図や、その他の関連コンテンツ、たとえば祖父や祖母も参加した別のイベントなども確認できる。
筆者は連絡先情報がさまざまなチャットプラットフォームに散らばってしまっている。そのため、サードパーティーアプリ(What'sAppなど)上の友人に、連絡先カードから直接、簡単に連絡できるようになったことは大変ありがたい。
同様に、さまざまなサービスからのVoIP電話は、ロック画面と最近の通話履歴に統合される。iOS 10には、ボイスメールを文字に書き起こしてくれる機能も含まれる。サードパーティーアプリを使って、見知らぬ相手からの電話がスパムかどうかを確認することもできる(AppleはデモでTencentのアプリを使用した)。
一部の国で利用できるNewsアプリでは、今でもニュースフィードがしゃれたレイアウトで表示されるが、iOS 10では、The Wall Street Journalなど、既に購読しているコンテンツも表示されるようになる。ニュース速報の通知も表示される。かつての「Newsstand」は最初からこうあるべきだった。
1度も使用したことがなく、実際には不要なアプリがホーム画面にある人も多いはずだ。iOS 10では、そうしたアプリを削除できる。こちらの記事でその方法を説明している。
筆者はいつもNotesを使って記事やto-doリストを作成しているため、コラボレーションのオプションは大いに歓迎だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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