米国時間6月13日に開幕したWorldwide Developers Conference(WWDC)で、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのCraig Federighi氏は、「iOS 10」の「Photos」に対する主要なアップデートをいくつか紹介した。
新しい「Memories」機能は、ユーザーが撮りためたスナップを分類したり、家族の休暇や結婚式といった過去の出来事をマイクロムービーにしたりすることで、懐かしい思い出をよみがえらせてくれる機能だ。Federighi氏が壇上で披露したこの機能を見て、筆者は「Timehop」やFacebookの「On this Day」機能を思い出した。同機能によって、「古き良き日」を思い出せること請け合いだ。
この新機能はすべて、ソフトウェアアップデートによって可能になる。このアップデートは顔認証とオブジェクト認識を利用することで、モバイル端末上でさまざまな写真を人々や風景(山やビーチなど)別、さらに位置情報や日付別にまとめられるようになる。iOS 10のベータ版は「有効なApple IDを持ち、サインアッププロセスにおいて『Apple Beta Software Program Agreement』を承諾したユーザーなら誰でも利用できる」ようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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