Appleは米国時間6月13日、プログラミング言語「Swift」学習用アプリ「Swift Playgrounds」をサンフランシスコで開催中の同社開発者会議「WWDC 2016」で発表した。
iPad用アプリであるSwift Playgroundsを使用することで、学生や初心者でもインタラクティブなインターフェースを通じてSwiftを使ったプログラミングを学習できる。同アプリには、Appleが開発したプログラミングレッスンが用意されており、ユーザーは、画面上に表示されるキャラクターを動かすためのコードを記述し、パズルを解いたり、課題をクリアしたりしてコーディングの中心的なコンセプトを学習できる。
また、同アプリはテンプレートを備えているため、ユーザーが実際のプログラムを記述して「Mail」や「Messages」などのアプリを使って共有することやウェブに掲載することを可能にする。
Swift Playgroundsは、Apple Developer Programメンバーに対しては同日より「iOS 10」開発者プレビューの一部として提供が開始されており、7月にはiOS 10のパブリックベータとともに提供される予定だ。正式版の無償提供は、App Storeで今秋に予定されている。
同アプリは、iOS 10を搭載する「iPad Air」モデルおよび「iPad Pro」モデル、そして「iPad min 2」以降で利用可能となる。
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