スマートフォンユーザーの5人に1人以上が、自分の端末で日常的に広告をブロックしていることが、新たな調査で明らかになった。
PageFairが公表したモバイル広告ブロッカーの使用に関する報告書によると、少なくとも4億1900万人のユーザーがモバイル端末で広告を表示しないようにしているという。2016年3月現在の世界のスマートフォンユーザー19億人のうち22%を占める計算だ。
広告ブロッカーを使用するこれらのユーザーのうち、4億人以上がデフォルトで広告をブロックするモバイルブラウザなどを使用していると同報告書は述べている。そのうち多数を占めているのは中国やインドのユーザーで、中国では1億5900万人、インドでは1億2200万人が広告ブロック機能付きのモバイルブラウザを利用している。
こうした現象は、欧州や北米ではさほど顕著ではない。これらの地域で、広告ブロック機能付きのモバイルブラウザを使用する月間アクティブユーザーは1400万人だった。それでもやはり、モバイル広告は不利な立場にある。英国の通信事業者Threeは、ネットワークレベルで広告をブロックするサービスを試験運用することを明らかにしている。
PageFairは、広告ブロッカーに対抗するソリューションなどを提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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