ヤフーは1月26日、The IAB Technology Laboratory(IAB Tech Lab)に正式会員として加盟したと発表した。
IAB Tech Labは、米国ニューヨークに本拠地を置く非営利のインタラクティブ広告業界団体であるThe Intereactive Advertising Bureau(IAB)が設立した、デジタルメディアとデジタル広告業界のソリューション、またグローバルな業界技術基準の確立と推進を促進するための技術協議連合会。
ヤフーによると、IAB Tech Labの会員となり、グローバル企業とともに共通の課題を根本的に議論/検討し、知見を共有することで日本のデジタルマーケティング市場に貢献するとしている。また、海外の先進的な技術や事例などの情報を取り入れることで、業界関係者とともに日本の広告市場におけるサービスや製品に関する基準の標準化をさらに推し進めたいとしている。
ヤフー マーケティングソリューションカンパニーのエグゼクティブユニットマネージャーである高田徹氏は、IAB Tech Labのエグゼクティブ・コミッティーのボードメンバー 兼 ファウンディングメンバーに米国以外の企業から初めて就任するという。
IABのテクノロジー・広告業務担当 シニア・ヴァイスプレジデント 兼 IAB Tech Labのジェネラル・マネージャーであるスコット・カニンガム氏は、「IAB Tech Labでのヤフーの新たな主導的役割は、業界間のより高度なソリューションの開発に貢献し、関係企業や団体のグローバルスタンダードを推進するための国際的な展望を広げることができるものと確信している」と話した。
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