約8割が「セットトップボックス」に“興味ない”--楽天リサーチ調べ

 楽天リサーチは1月22日、「インターネットでの動画視聴とセットトップボックスに関する調査」の結果を発表した。セットトップボックスとは、インターネットの動画視聴やオンラインショッピングなどのインターネットサービスをテレビで利用するための端末(Apple TVやChromecastなど)のこと。

 調査期間は、2016年1月8~9日の2日間。調査対象は、楽天リサーチに登録している全国の20~60代の男女1000人。

 まず、インターネットで動画を見るかを聞いたところ、全体では「はい」と回答した人が81.3%、「いいえ」と回答した人が18.7%で、8割以上がインターネットで動画を見ていることが分かった。「はい」と回答した人を年代別で見たところ、30代が91.0%と最も高く、20代の88.0%、40代の84.0%と続いた。最も数値の低い60代でも69.5%と約7割がインターネットで動画を見ており、一般的に普及していることが分かった。

インターネットで動画を見ているか
インターネットで動画を見ているか

 インターネットで動画を見ると回答した人に、視聴の頻度について聞いたところ、全体では、「週1、2回」が28.8%で最も多く、次いで「毎日」(24.6%)、「週3、4回」(18.6%)という結果だった。このことから、7割以上が週に1回以上は動画を見ていることが分かった。

動画を見る頻度について
動画を見る頻度について

 また、動画を見る際に利用するサービスについて質問したところ、「YouTube」が94.8%と最多で、「ニコニコ動画」(25.1%)、「Gyao」(17.5%)と続いた。無料で視聴できる動画提供サービスが上位3つを占めるという結果だった。

動画を見る際に利用するサービスについて
動画を見る際に利用するサービスについて

 セットトップボックスの認知について質問したところ、「いいえ」と回答した人が81.7%で、認知は高くないことがわかった。男女間で16.2ポイントの差が出ており、セットトップボックスの認知度は、男性が女性に2倍以上の差をつける結果となった。


セットトップボックスの認知について

 また、セットトップボックスの利用状況を質問したところ、「いいえ」と回答した人が94.9%だった。


セットトップボックスの利用について

 現在セットトップボックスを利用していない人に、セットトップボックスへの興味があるかを聞いたところ、「はい」と回答した人は22.7%、「いいえ」は77.3%という結果となった。


セットトップボックスの興味(今後利用したいか)について

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