NetflixのCEO、子供の教育を支援する慈善ファンドを創設

Ben Fox Rubin (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年01月14日 12時23分

 Netflixの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者のReed Hastings氏は米国時間1月12日、Facebookで、子供の教育を支援する1億ドルの慈善ファンドHastings Fundの設立を発表した。

 2015年12月、 FacebookのCEOを務めるMark Zuckerberg氏は、夫人と共に保有するFacebook株のほぼすべてを使って450億ドル相当のイニシアチブを創設し、教育や医療などの分野の取り組みに資金を提供することを明かした。さらに、TwitterとSquareのCEO兼共同創設者のJack Dorsey氏も10月、保有するSquare株の半分以上を自身の創設したStart Small Foundationに寄付することを明かしている。Start Small Foundationは恵まれないコミュニティーを支援する慈善ファンドだ。

 これらの取り組みよりも先に、Microsoftの共同創設者のBill Gates氏は16年前にBill & Melinda Gates Foundationを創設している。

 社会的な慈善事業が批判の的になることもある。例えば、Zuckerberg氏は自身の団体設立が節税対策だと非難され、自らこれを否定した。また技術界のリーダーが資金の投じ先を選ぶため、政府でなく一般市民にコントロールが偏ってしまうと指摘する声もある。

 Hastings Fundは、Hastings氏の教育に対する長年の取り組みとも合致している。同氏はカリフォルニア州教育委員会の委員を務めた経験を持ち、現在、複数の教育機関の役員を務めている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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