Microsoftの「Windows 10」は、デスクトップOSのシェア競争の中で、記録的なスピードで勢力を拡大しているわけではない。
Net Applicationsが米国時間12月1日に発表したNetMarketShareによると、2015年11月にデスクトップOSによって生成されたすべてのウェブトラフィックのうち、「Windows」の最新版であるWindows 10が世界全体で9%のシェアを獲得したという。この数字は10月から約1ポイントの増加となる。Windows 10は7月29日に発売され、8月のシェアが5.21%となって以降、全体として伸び幅が減少していた。
Microsoftの広報担当者は、Net Applicationsのサードパーティーデータについて同社はコメントしないと述べた。Microsoftは10月初め、Windows 10が発売以降すでに1億1000万台を超えるデバイスにインストールされていると述べた。同社の最終的な目標は、今後2~3年以内にWindows 10が10億台を超えるデバイスにインストールされることだ。
Windowsの他のバージョンは、「Windows 8.1」がウェブトラフィックで11.15%のシェアを獲得し、ようやくシェア10.59%の「Windows XP」から第2位の座を奪取した。「Windows 7」が首位を維持し、シェアは56.11%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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