動画制作プラットフォーム「Crevo」を運営するCrevoは12月1日、CVRやCPA、インプレッション数など、各メディアの目標設定に合わせて、ソーシャルメディアの動画広告を制作する「Crevo動画広告運用」事業を開始したと発表した。同日よりFacebookとInstagramに対応し、TwitterやTrueViewの動画広告にも順次対応する予定。
ソーシャルメディアに精通したコンサルタントとプランナーが、クライアントの課題解決に最適な動画広告クリエイティブをプランニングし、Crevoに登録している世界100カ国2000人の登録クリエイターをアサインすることで、複数パターンの動画広告を短期間で制作するという。制作した複数パターンの動画クリエイティブをA/Bテストで検証することで、各ソーシャルメディアで最も効果が見込めるクリエイティブを導き出せるとしている。
また、インターネット広告における効果指標である「CVR」(顧客獲得率)や「CPA」(顧客獲得単価)、「インプレッション数」に加え、動画広告の効果指標である「動画再生数」や「動画視聴完了率」などを、同社システムを利用して検証。分析結果から同社プランナーが、動画の尺やシナリオ、制作本数をなどを調整し、目的に合わせた改善策を提案するという。
同社によると、動画を活用したマーケティングに注目が高まり、サービス開始から1年半で400社を超える企業にCrevoが利用されているという。特に、大企業や総合広告代理店からのウェブ広告の制作依頼が増加しており、動画広告クリエイティブの制作ニーズが飛躍的に高まっていくことが予想されるとしている。
今後は、事業開始から半年で100社の企業への新サービスの導入を計画している。また、ブランディングやダイレクトマーケティングなどの目的に応じた分析結果切り替え、円滑な動画広告運用を支援できるような枠組みを提供するとしている。
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