PurpleCowは12月15日、動画制作クラウドソーシングサービス「Crevo(クレボ)」のサイトをリニューアルしたことを発表した。各クリエイターのプロフィールや作品ページに「動画制作の相談をする」ボタンを設置し、クライアントがあらかじめ気に入ったクリエイターを選んでから制作を依頼できるようにした。
Crevoは、アニメーション動画の制作に特化したクラウドソーシングサービス。アプリの紹介動画やチュートリアルの動画など、これまで高額な制作費がかかっていた動画を、18万円からの安価でかつ効率的に制作できることが特長だ。動画見放題サービス「Hulu」や、IT・エンジニアの転職情報を取り扱うパソナテックなどに採用されている。
同社では、クライアントが動画制作を依頼するクリエイターを選びやすいよう、11月にクリエイターの作品をトップページにギャラリー化。そして今回、クリエイターの作品を見たクライアントが「お気に入り」にリストアップし、そのクリエイターが稼働できるスケジュールや費用感について問い合わせられる相談窓口を設置した。
現在、Crevoには海外を中心に約500人のクリエイターが登録しており、これまでに約300社の利用実績があるそうだ。その中で、クライアントから好みのクリエイターや動画のテイストを自身で選びたいという要望が数多く寄せられたことから、動画制作の窓口を設置することにしたのだという。今後も、クリエイターのスキルや評価、指名率を明示するなど、よりクリエイターを選びやすくするための改善を続けるとしている。
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