サイバーエージェントによる動画広告に関する調査組織「オンラインビデオ総研」は11月9日、天候・時事ニュースなどの環境要因と連動して広告を配信する、動画広告の新サービス「モーメント配信」の提供を開始した。
気温の変化で消費需要が高まる商材や、特定日、特定時間帯において利用意向が変動するサービスなど、消費者の購買欲求が高まるタイミングを図り動画広告を配信することで、従来のセグメント配信よりも精度の高い広告効果を実現するという。
気温連動型のモーメント配信を実施する際には、通常配信時と比較しCTR(Click Through Rate)432%の改善に成功したというクリエイティブ制作のナレッジやノウハウを生かし、気温ごとに複数のクリエイティブを制作。効果の最大化を図るとしている。
なお、環境要因と連動したデイリーでの広告配信の運用体制として、サイバーエージェントの100%子会社で広告運用をサポートするシーエー・アドバンスのスタッフ(約600人)と連携するとしている。
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