楽天リサーチは10月21日、インターネットで実施した「電子書籍に関する調査」の結果を発表した。調査期間は、2015年10月2~4日。調査対象は、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)のうち、全国の20~60代の男女1000人。
直近1年間の読書(漫画・雑誌含む)について聞いたところ、約8割が紙の本を読んだと回答した(79.0%=紙のみ:57.2%、紙も電子も:21.8%)。一方、電子書籍を読んだ人は24.2%(電子のみ:2.4%、紙も電子も:21.8%)と、4人に1人だった。
直近1年間で電子書籍を読んだ人を世代別に比較すると、20~30代の平均34.0%に対し、40~60代では平均17.7%と、20~30代の約半分だった。
電子書籍を最もよく読む性別・年代は、20代女性で44.0%(電子のみ:2.0%、紙も電子も:42.0%)と、他の性別・年代とは10ポイント以上の開きがあった。
直近1年間で電子書籍を読んだ人に、電子書籍を読む際に最も多く利用する端末を聞いたところ、「スマートフォン」(43.4%)と回答した人が最も多く、「タブレット」(25.2%)、「ノートパソコン」(12.4%)と続いた。
世代別で見ると、20~50代は「スマートフォン」(平均45.5%)がトップとなり、60代は「タブレット」(29.6%)、「電子書籍リーダー」(23.5%)で読む人が「スマートフォン」(14.7%)を上回った。
20代においては、「スマートフォン」利用が59.5%と、他端末と比べて2倍以上の差をつける結果となった。
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