「watchOS」と「Android Wear」のシェア差は今後縮小へ--IDC予測

Jonathan Skillings (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年09月15日 11時44分
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 「Apple Watch」と「Android」スマートウォッチのシェア争いは、2019年にはいっそう激しくなる。IDCは米国時間9月14日、このような見通しを明らかにした。

 IDCによると、市場を支配するApple Watchと「watchOS」は2015年、1390万台の端末出荷台数を記録し、消費者へのスマートウォッチ販売台数で58.3%のシェアを占める見通しだ。一方、さまざまな端末に搭載される「Android Wear」は出荷台数が410万台、シェアが17.4%になると予想されている。 

 2019年までに、Appleの出荷台数は4030万台まで増加するが、シェアは半分以下(47.4%)に縮小する、とIDCは述べる。一方、Android陣営は出荷台数が3260万台、シェアが38.4%まで拡大するという。

 IDCによると、スマートウェアラブル市場のほかの企業は現在、AppleとAndroidに大きな差をつけられており、この状態は今後も続くという。例えば、Pebbleの2019年の出荷台数は微増の260万台に留まり、市場シェアは3%に縮小する。一方、サムスンの「Tizen」は出荷台数が180万台、シェアが2.2%になる見通しだ。

 スマートウォッチが登場してから数年が経過したが、大ヒット商品になった機種はまだない。2015年中頃、Apple Watchの登場によって、市場は大幅に活性化した。

 IDCのシニアリサーチアナリストを務めるJitesh Ubrani氏は声明で、「スマートウェアラブルは今後、通知機能を中心とするスマートフォンアクセサリから、単体での処理性能が強化された高度なウェアラブルコンピュータへと急速に移行するだろう」と述べた。

 スマートウェアラブルがベーシックウェアラブルと異なるのは、サードパーティーアプリを実行できる点で、サードパーティーアプリの市場が急速に成長しているのは明白だ。

 スマートなものとベーシックなものを含むすべてのウェアラブル端末は今後数年、活発に成長するだろう、とIDCは述べた。2015年の全世界での総出荷台数は、前年比2.5倍以上となる7610万台に達する。2019年までに、総出荷台数は1億7340万台に到達し、5年間の年複利成長率は23%弱を記録するという。

 しかし、その期間を通して、消費者は最初のためらいを克服し、スマートウェアラブルが成長のペースを決める要因になるだろう。IDCの予測によると、2018年、スマートウェアラブルがベーシックウェアラブルを抜く見通しだという。ベーシックウェアラブルは現在、約3分の2の市場シェアを保持している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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