Cisco Systems、Microsoft、Google、Intel、Mozilla、Amazon.com、Netflixといった技術業界の大手企業数社が、オンライン動画の品質を向上させるために団結した。
新しい団体「Alliance for Open Media」は、スマートフォン、コンピュータ、ストリーミングメディア機器、ビデオゲーム機、テレビに動画を配信するネットワークのより効果的な活用を意図した新たな動画圧縮技術を、2016年か2017年までに開発することを目指す。
同団体の目標は、「動画圧縮における革新のペースが、常に発展している動画体験と確実に歩調が合うようにする」ことだと、Googleの「Chrome Media」チームでパートナーシップを統括するMatt Frost氏は述べた。同氏によると、現在のストリーミングメディア、ビデオ会議サービス、さらには、VRヘッドセットに対応する球面動画のような次世代技術をサポートするため、動画規格を現行の10年周期よりも速いペースで適合させる必要があるという。
数年前、映像の提供経路の主流は、ケーブルテレビネットワーク、放送用電波、あるいはDVDやBlu-rayのような光ディスクだった。だが現在は、Netflix、YouTube、Hulu、Amazon Prime、HBO Nowのようなインターネットベースの動画ストリーミングサービスが映像提供の大手になっている。
Microsoftの「Windows」パートナーグループ担当マネージャーを務めるIan LeGrow氏は、「動画ストリーミングこそが、私たち皆が目指している方向だ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」