バイドゥ、東大発ベンチャー「popIn」を買収--ネイティブ広告技術を活用

 バイドゥは6月8日、popInの発行済株式をすべて取得し、経営統合したと発表した。popInは統合後も独立した法人としてサービス、事業を継続するという。


バイドゥ代表取締役社長のCharles Zhang氏(左)とpopIn代表取締役の程涛(テイトウ)氏(右)

 popInは、東京大学エッジキャピタルの支援を受け設立された大学発のベンチャー企業。記事の熟読度を正確に測定できるネイティブ広告技術(コンテンツレコメンドエンジン、コンテンツ読了指標の「READ」)を、大手ニュースメディアなどに提供している。バイドゥでは、popInが開発したネイティブ広告技術を日本から中国へ、さらにアジアを中心とした世界へと展開したいとしている。

 今後は、中国百度が保有する人工知能技術やDeep learningなどの技術と融合させ、さらなる技術の向上に努める。また、中国百度の広告プラットフォームに採用することで、中国百度のビックデータを強化、広告の精度をより一層向上させられるとしている。

 米BIA/Kelseyによれば、米国におけるソーシャルメディアのネイティブ広告市場規模は54億ドル、2019年で184億ドルと、数年で240%の成長が見込まれているという。また、Cyberzとシード・プランニングの共同調査によれば、日本のモバイルネイティブ広告の市場は、2014年の38億円から2015年には150億円、さらに2017年には350億円に達すると予想されているという。

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