マネースクウェア・ジャパンは5月28日、「よく使う電子マネーに関するアンケート調査」の結果をインフォグラフィックで公開した。調査対象は、資産運用ポータル「Harmoney.jp」の会員552人。
電子マネーの利用状況では、84.4%が「電子マネーを利用している」と回答。利用しているまたは、所有している電子マネーについては、1位が「楽天Edy」で210pt、2位は「nanaco」で196pt、3位は「Suica」で182ptとなり、その中で最も利用頻度が高い電子マネーは「楽天Edy」の107pt、次いで「Suica」の100ptという結果だった。なお、利用者一人あたりの保有数は約2枚(2.07)。
電子マネーを利用する理由は、「小銭を持たなくてもよいため」が最も多い257pt、次いで「交通機関を利用する際に便利だから」が208pt、「ポイント獲得のため」が175ptと続いた。
利用場所については、「コンビニエンスストア」が最多の337pt。その理由として「小銭を持たなくても良い」(30代・男性)、「お釣りがないからレジがスムーズに終わるところが便利」(50代・男性)などが挙げられている。
次いで「交通機関」が232ptとなり、その理由として「電車やバスで急いでいる時に小銭で切符を買うなどの手間が省けるので移動がスムーズ」(40代・女性)、「急いでいる時に切符を買うために並ぶ必要、金額を調べる必要がない」(30代・男性)など、利便性を重視している声が多く挙がっている。
電子マネー利用者に対し電子マネーが使える場所での利用状況を聞くと、「電子マネーで支払うことが多い」、「どちらかといえば電子マネーで支払うことが多い」と回答した人が約68%。その理由には、利便性に加えポイントが貯まる「おトク感」があるからという。
利用者のポイントを貯めるコツ/活用術としては、「行く予定の店でどの電子マネーが使えるか調べ、ボーナスポイント対象商品を購入して多くポイントを貯めるようにしています」(40代・男性)、「ポイント◯倍デーなど、キャンペーンを活用すると、ポイントがよく貯まる」(30代・女性)などの意見が多く挙げられている。
さらに、「クレジットカードからオートチャージすると、両方でポイントが貯められる」(40代・女性)といったような、ポイントシステムを最大限生かす工夫をする人もみられた。
電子マネーが変えた現金に対する価値観と生活習慣の調査では、「勝手にチャージしてくれるので使いやすい一方、少し不安もある」(30代・女性)、「電子マネーを持っているとついつい使ってしまって支出が増える」(40代・男性)といった意見も挙がっている。
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