電子マネーカード「au WALLET」始動--事前予約で20万件超え

 KDDIの電子マネーカードサービス「au WALLET(ウォレット)」の提供が5月21日から始まった。同日よりウェブに加えて全国約7000店舗のau取扱店でも申し込みを受け付ける。同日には東京・原宿の直営ショップ「KDDI デザイニングスタジオ」で、サービス開始を記念したセレモニーが開催された。

  • 左からKDDIの石川専務、CMに起用された所ジョージさん、KDDIデザイニングスタジオの1日店長を務めた藤本美貴さん

 au WALLETは、コンビニやドラッグストア、映画館など、世界約3810万のMasterCardの加盟店で使える電子マネーカードサービスで、どこで使ってもポイントが貯まることが特長。ポイントはau携帯電話の利用料金の支払いなどにも使える。また、審査や年会費などもないため、学生などでも気軽に持てることもウリとなっている。専用のスマートフォンアプリから残高を確認したり、ポイントをチャージしたりすることも可能だ。

 セレモニーで挨拶したKDDI取締役執行役員専務の石川雄三氏は、電子マネーの決済市場は2兆円規模に拡大しており、決算件数はクレジットカードの約3割にまで増えているとする調査データを紹介。「電子マネーは相当市民権を得てきている」と強調した。石川氏によれば、5月8日から実施したウェブでの事前予約には20万2299件の申し込みがあったという。5月21日からカードを発行し、順次発送する。

 同社ではサービス開始にあわせて、さまざまな特典を用意している。6月30日までに申し込むと、もれなく1000円分のポイントが得られるほか、抽選で1万人に4万円(総額4億円)が当たる。さらに、初回チャージに限りチャージ額を10%増額するキャンペーンを6月30日まで実施するほか、子会社のじぶん銀行からチャージするとさらに5%を増額するキャンペーンを12月31日まで実施する。1回のチャージ額の上限は2万5000円であるため、これらをすべて適用した場合「登録しただけで最大4750円がプラスになる」(石川氏)という。

  • 「au WALLET」のサービスイメージ

  • ウェブの事前予約では約20万2300件の申し込みが

  • サービス開始を記念したキャンペーンも続々

 このほか、auショップに設置された専用端末にau WALLETカードをかざすと、もれなく5~3000ポイント(5、10、100、500、1000、3000のいずれか)がもらえる「au WALLET ウェルカムガチャ!」を12月31日まで提供する。1日1回、月に3回までチャレンジできるという。

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