以上3カ国のデータを比較してみると、タブレットの数値は各国で大きく違いがないことがわかります。
IDCの発表によると、2015年第一四半期の世界におけるタブレットの出荷台数は、2014年第1四半期に比べ5.9%減少の4710万台にとどまりました。
タブレットは一時の勢いが衰え、世界的に停滞市場になっていることも否めません。今後、スマートフォンに対抗する機能、進化を見せることができるかどうかに期待したいところです。
なお、4月21日にGoogleが実施したモバイルフレンドリーアップデートはタブレットには影響がないと、GoogleウェブマスターのTwitter公式アカウントで言及されています。
@Jumzle The upcoming mobile-friendly change is for mobile users, not tablet users.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2015, 4月 1
本連載の各国現地駐在員コラムでも、多くのアジアの人々がスマートフォンを利用しているとしばしばお伝えしていますが、国や地域によりその用途はさまざまです。その中で1つ言えることは、世界的にスマートフォンは人々の生活の一部になっている、ということ。
2015年4月24日の日本経済新聞の記事によると、パナソニックなどの国内メーカーが2017年以降にガラケーの生産を中止すると発表しており、今後日本でもスマートフォン普及率がより広がることが容易に予測することができます。
Googleのモバイルフレンドリーアップデートもこのような世界の動きが影響していると考えられ、それほど世界でスマートフォンが浸透している現れなのではないでしょうか。スマートフォンユーザーへの対応が、デジタルマーケティングにおいて急務なことは間違いないでしょう。
2007年12月アウンコンサルティング入社。
検索エンジンマーケティング(SEM)事業で、コンサルタント、営業を経験。金融、美容業界などBtoCを中心に幅広い業界の導入支援実績を持つ。
現在はエキスパートマネージャーとしてグループを統括し、グローバルマーケティング戦略の立案・実行に携わる。
最近の趣味はジョギング。平日は忙しく運動不足になりがちなので、週末は決まって、近所である多摩川沿いを走っている。
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