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「Instagram」企業活用術

新商品“発売カウントダウン”で引きつける--「Taco Bell」のInstagram活用 - (page 2)

小林洋祐、山崎稚葉(メンバーズ)2015年04月20日 07時30分
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キャンペーン成功のポイント

(1)ターゲット層に響くクリエイティブアイデア

 ターゲット層がInstagramをどのように活用しているのかを知り、ブランドのコンテンツ制作に反映させることが重要です。今回の事例では、若者が仲間と食事をともにする写真を投稿する傾向があることを知った上で、仲間とTaco Bellを食べる楽しさを想起するビジュアルを制作しています。

 Taco BellのチーフマーケティングオフィサーであるChris Brand氏は、「Instagram上でターゲット層がどのようにコミュニティに参加し関係性を構築しているのかを知り、その情報を参考にしながらコンセプトを作った」と話しています。

 Instagramでターゲット層の投稿や彼らが利用するハッシュタグをモニタリングし、どのようなクリエイティブに反応(参加)するのかを知ることが、高いエンゲージメントを得るコンテンツづくりの重要な要素となるでしょう。

(2)ユーザーの参加意欲を促す仕掛け

 カウントダウンによる雰囲気づくりをして、キャンペーンハッシュタグを用意したことで、ユーザーの投稿を促進することに成功しています。事実、Instgaramにおける4日間のカウントダウン投稿を見ると、投稿に対するLike数は継続して増加(3日前:14.6K、2日前:16.7K、1日前:21.5K、発売日:23.1K)しており、発売への期待感を募らせる効果があることがわかります。

 2014年3月27日の新商品発売当日には、「ついに!タコベルで朝食!」と、待ちかねたというコメントとともに多くの写真が投稿されています。中には仲間で集まってTaco Bellの朝食を食べる様子を投稿するユーザーもおり、Instagramの投稿で提案したライフスタイルが実際に採用されています。


出典:@abigailedockter(https://instagram.com/abigailedockter/)

まとめ

 Instagramにはシェア機能がないため、Instagramキャンペーンで伝えたいメッセージを広く拡散させるには、ユーザーの参加(投稿)を促すことが不可欠です。

 多くの投稿を促進するためには、Taco Bellの事例のように新商品の発売をカウントダウン形式でイベント化させたり、ユーザーが日常のライフスタイルの中で利用しやすいハッシュタグを用意するなど、参加したくなるような仕掛けを組みあわせて用意することが必要となるでしょう。

 次回は、アイスクリームブランド「Ben & Jerry's」の事例をご紹介します。

(記事参照元)

■Instagram:Instagram for Business(2015-03-30)

■Business Insider:Taco Bell Has A New Slogan To Replace 'Think Outside The Bun'(2015-03-30)

■AdAge:Taco Bell to Exchange 'Think Outside the Bun' for 'Live Mas'(2015-03-30)

小林洋祐

メンバーズ

アカウントサービス第5ディビジョン所属
大手企業のソーシャルメディアマーケティング支援を担当

山崎稚葉

メンバーズ

アカウントサービス第8ディビジョン所属

監修:メンバーズ エンゲージメントラボ
エンゲージメントラボとは・・・
メンバーズが蓄積した知見・ノウハウとエンゲージメント向上に特化した事例を集約・研究し、顧客企業へのより一層の効果的なFacebookマーケティングサービスの提供や新たなサービス開発を推進します。
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