Facebookは、特定の製品を売り込みたい企業向けに、新たな広告プロダクトを投入する。
世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookは米国時間2月17日、新しい広告スキームを発表した。この新広告では、デスクトップチャネルとモバイルチャネルにまたがって広告を出す場合、単にブランドや、店舗、販売一般にとどまらず、個々の製品を目立たせることができる。
ブログ「Facebook for Business」によると、特定製品向けの広告では、より多くの製品を表示し、的確な製品を適切な顧客に訴求して結びつける範囲を拡大できるという。
たとえば、広告主は「Facebook Custom Audiences」を介して、モバイルアプリとウェブサイトに訪問者した人に向けて広告を表示できる。また、ブランドの管理担当者は、特定の製品の在庫が切れた時に、当該広告を非表示にできる。
ただし、製品広告での掲載は、広告主の要望に合わせて、1つの製品に限らず、複数の製品や、さらには製品カタログ全体にも対応可能だ。
この新しい製品広告スキームが目指す主な目標は、Facebookで共有される編集コンテンツや、さらには個人の投稿と同じように、Facebookプラットフォーム上での体験を各エンドユーザーに一層関連づけることだ。
製品広告は現在、「Facebook Marketing Partners」のAPIから利用可能になっている。続いて、同オプションはこれから数週間をかけ、広告キャンペーンを作成する「Facebook Power Editor」にも追加される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」