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アジア現地駐在員マーケティングレポート

2014年の台湾を熱くした人気検索キーワード--Yahoo!台湾発表

金慈允(アウン台湾マーケティング)2015年01月14日 08時00分
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 この連載では、アウンコンサルティングの現地駐在員による、日本・台湾・香港・タイ・シンガポールでのマーケティングに役立つ現地のホットトピックを週替わりでお届けします。2015年1本目は台湾のコラムです。

 あけましておめでとうございます。今回は2014年の話題を振り返ってみたいと思います。同年12月4日、Yahoo!台湾(雅虎奇摩)が「2014年人気検索キーワードランキング」をPC版とモバイル版とに分けて発表しました。2014年台湾を熱くした人気検索キーワード何だったのか、台湾ならではの解説を加えながらご紹介します。


2014年人気検索キーワードランキング発表記事

1位は食品安全に関連したキーワード

 台湾では2014年、「食の安全」を脅かす事件が続発し、ネットユーザーから注目を浴びました。同年の人気検索キーワードランキング1位は、PC/モバイル版ともに、廃油から作った食用油である「餿水油(下水油)」関連。

 台湾の食用油製造会社が、廃油を再利用した食用油を販売。その食用油は世間に出回り、大手を含む数多くの企業が使用したとされています。その範囲は幅広く、飲食店や屋台から加工食品まで台湾全国に流通し、台湾全国民に大きなショックを与えました。

 2位には同年3月、中国大陸との「両岸サービス貿易協定」の審査通過を強行採決したことに抗議する学生らが、立法院(国会)議場を占拠するなどした学生運動に関連するキーワードが、PC版モバイル版ともにランクインしました。学生運動の象徴となった「太陽花(ひまわり)」やひまわり学生運動のリーダーの名前「林飛帆」など、いずれも学生運動関連のキーワードがランクインしています。

PC/モバイル版ランキングの異なる特徴

 3位以降のランキングでは、PC版は同年5月21日に地下鉄内で起きた無差別殺傷事件「捷運殺人」が3位、高雄市内で同年7月31日深夜から翌8月1日未明にかけて発生したガス爆発事故「高雄気爆」が4位となるなど、時事的なキーワードが上位を占めました。

 それ以降のPC版ランキングは、5位が「iPhone 6」、6位が全世界で有名人を中心に大流行した「冰桶挑戰(アイス・バケツ・チャレンジ)」、7位は台湾で大ヒットした韓国ドラマ「来自星星的你(星から来たあなた)」、8位は2014年11月29日にあった統一地方選挙関連のキーワード、9位は「世足(ワールドカップ)」、10位はディズニーのアニメーション映画「冰雪奇緣(アナと雪の女王)」となっています。

 一方モバイル版ランキングでは、PC版キーワードと比べて生活に密接に関連したキーワードや、エンターテイメント関連のキーワードが多くランクインしていることがわかります。6位は2014年に大ブレークした、コンビニ販売の「霜淇淋(ソフトクリーム)」、7位は「世足(ワールドカップ)」、「仁川亞運(仁川アジア大会)」やスポーツロトなどスポーツ関連のキーワード、8位は「颱風停班課(台風休み)」、9位はスマートフォンの自分撮り用スティック「自拍棒(自撮り棒)」、10位は数字パズルゲームの「2048」でした。

 ここで特徴的なのは、台風に関連するキーワードがランクインしていることではないでしょうか。台風が多い台湾では、台風直撃などが予測された場合、政府の判断により台風休暇が発令されます。その発令状況を把握するためのキーワード「颱風停班課(台風休み)」は、台湾ならではの検索キーワードと言えます。

【現地の小ネタ】おすすめのグルメ「香港鑫華茶餐廳」

 今回は私のお気に入りの香港レストラン「香港鑫華茶餐廳」をご紹介します。お店の名前の「茶餐廳(ちゃさんちょう)」とは香港、マカオなどで一般的な、喫茶、軽食を兼ねた飲食店のこと。

 師範大学のすぐ裏の金華街に位置したこのお店は、茶餐廳特有の豊富なメニューとリーズナブルな価格で、常にお客さんが絶えない人気店です。台北で、いつもと違うものが食べたい時におすすめです。

  • 港式炒麵

  • 鴛鴦茶

 このレストランでの私のお気に入りは、香港で一般的な飲み物とされている「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」です。鴛鴦茶はコーヒーと紅茶を混ぜた飲料で、不思議な味が魅力です。その香りと味が気になる方は、是非チャレンジしてみてください。

金慈允(Jayun Kim)

アウン台湾マーケティング

2010年10月、アウンコンサルティング沖縄支店入社。

アウンコリアマーケティングを経て、2013年8月よりアウン台湾マーケティングにてSEOとリスティング広告を主軸とした検索エンジンマーケティング(SEM)の分析・運用などに携わっている。

ウェブに関する資格を多数保有している。Google Partners Certification(Google認定資格)、Google Analytics Individual Qualification(Google認定資格)、Bing Ads Accredited Professional(Bing認定資格)、検索広告マーケッター(韓国情報通信振興協会認定資格)、ウェブデザイン技能士(韓国産業人力公団認定資格)、コンピューター・グラフィックス運用技能士(韓国産業人力公団認定資格)など、ウェブに精通した知識と技量を持つ。

また、語学も堪能であり、韓国語日本語中国語を話すトリリンガルである。日本語検定1級も所有しているため、日本人よりも綺麗な日本語を話すと評判。


※記事に関するお問合わせは下記まで。

 広報担当 千代田/TEL:03-5803-2739 MAIL:pr@auncon.co.jp

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