MMD研究所が発表した「クラウドソーシングの利用に関する調査」の結果によると、ユーザー(受注者)の多くは「副収入を得るため」にサービスを使っており、受注内容はライティングやデータ入力、コピー/イラスト作成が多いという。調査対象は20歳以上の男女2211人。期間は2014年11月28日~12月2日。
調査結果によれば、クラウドソーシングサービスを知っていると回答した661人のうち、実際に仕事を受注したことがあると回答したのは279人(42.2%)。その目的は「副収入を得るため」が34.4%、次いで「自分の所属する企業の受注案件を増やすため」が17.2%、「フリーランスとして受注案件を増やすため」が16.8%となっている。
最も受注する仕事内容を聞いた設問では、「ライティング」が29.7%で最多となり、「データ入力作業」が16.5%、「コピー作成」「イラスト作成」がともに8.2%で続いている。
クラウドソーシングサービスの今後の普及について「普及する~普及しない」を5段階で聞いた設問では、「普及する」(15.6%)と「まあまあ普及する」(31.8%)を合わせて47.4%が普及するとの予測を立てている。一方、普及しないと回答したのは全体の6.2%。
また、現在クラウドソーシングサービスを利用しているという279人に継続利用の意向を聞いた設問では、「利用したい」(44.1%)と「やや利用したい」(36.2%)を合わせて80.3%が継続利用の意向を示している。
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