GoProは、Zippoライターほどのサイズの小さな筐体に、並外れた機能を詰め込むことに成功した。
「HERO4 Black」は同社のフラッグシップモデルであり、プロフェッショナルユーザーのほか、アクションカメラで撮影できる最高の映像(後述)を求めていて、その価格に喜んで応じるようなユーザーをターゲットとしている。米国での価格は500ドルだ。
HERO4 Blackのプロセッサ性能は前モデルの2倍になり、最高で4K解像度の映像を30fpsで撮影することができる。1080p/120fpsでの撮影にも対応しているため、動きの速い場面で非常になめらかな動画を撮影することや、クールなスローモーション動画を撮影することも可能だ(ただし、いずれの場合もバッテリ持続時間は短くなる)。60Mbpsという高ビットレートでの撮影機能も追加され、非常に強力な小型カメラとなっている。
気になるのは、優秀な「HERO4 Silver」と比べて性能面でも機能面でも大きな差がないことだ。HERO4 SilverはBlackより100ドル安く、タッチスクリーンを搭載している(米CNETのEditors' Choice Awardを受賞した理由の1つ)。Blackにはもちろん強みがあるが、GoProの最高中の最高を求めているのでない限り、Silverを選んだ方がいいかもしれない。あるいは、ソニー、iON、Contour、Driftなどのカメラという選択肢もあるだろう。
「HERO3」「HERO3+ Black」のユーザーであれば、HERO4の小さいながらも重要な変化に気付くだろう。最大の違いは新しいバッテリユニットのデザインだ。背面をスライドさせるのではなく、底面から挿入する方式になった。この新方式は問題なく機能し、バッテリ交換も簡単になったが、バッテリの設計変更も必要になり、旧モデルのバッテリを流用できなくなっている。
陰謀論的な見方をするなら、GoProは1個20ドルの新しいバッテリと新しい充電器を買わせようとしているのかもしれない(ただし、Blue Nookは非OEMの「Wasabi」パックを販売している)。
もう1つ大きく変わったのはカメラのボタンで、こちらは歓迎すべき変更点だ。ボタンの配置はこれまでと同じだが、右側面のWi-Fi起動ボタンが「Hilight Tag」になった。何時間分もの長さの動画から最高の一瞬を見つけ出すという作業は、退屈になることもある。
HERO4での撮影中に、最高の一瞬が訪れた直後にこのボタンを押せば、その位置にタグが挿入され、後からGoProの無料モバイルアプリや「GoPro Studio」デスクトップソフトウェアで再生するときに、その位置を簡単に見つけることができる。同様の機能を搭載したアクションカメラはこれが初めてではないが、便利な新機能だ。
撮影していないときに同じボタンを押すと、設定メニューが開く。旧モデルのメニューは雑然としていたが、新しいメニューは現在のモードを認識するようになり、少し使いやすくなった。つまり、動画撮影モードのときにこの設定ボタンを押せば、動画の設定オプションだけが表示されるということだ。
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