DMP専業のインティメート・マージャーは10月15日、7月にNASDAQに上場した動画広告プラットフォームを提供する米国TubeMogulの日本法人チューブモーグルと提携したと発表。TubeMogulへのオーディエンスデータの提供を開始した。
インティメート・マージャーは、DSPを開発するフリークアウトとデータ解析を得意とするエンジニアリング企業Preferred Infrastructureの合弁企業として2013年6月に設立された。3.5億のオーディエンスデータと分析技術を用い、主にナショナルクライアントや大規模ポータルサイトのDMP構築やデータ活用の支援、データ解析、データ利用チャネルへの連携事業を行っている。DMP導入企業は2014年8月時点で、大手金融機関や消費材メーカーを中心として120社を超えているという。
一方TubeMogulは、2007年に米国で創業、2010年に独自の動画ネットワークを展開し、2011年にはDSPをベースとしたRTBによる動画広告のターゲティングや最適化、エリア配信、分析検証ができるプラットフォームを開発してきた。
今回の提携により、TubeMogulが保有する月間23億6000万インプレッションの動画広告配信枠に対して、インティメート・マージャーが保有する性別や年齢などのデモグラフィック情報や、興味や関心などのサイコグラフィック情報、メディアの接触履歴や検索履歴といったオーディエンスデータを活用した動画広告の配信が可能になるという。
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