LINEは9月24日、無料通話アプリ「LINE」上で展開するビジネスアカウント「LINE@」の累計アカウント開設数が10万件を突破したと発表した。新機能や新料金プランの提供を開始した5月16日以降の約4カ月間で新規アカウント申込数が7万件増加したことが背景にあるという。
LINE@はLINEのプラットフォームを店舗への来店や商品・サービスの販売促進に活用できるO2Oサービスで、飲食・アパレル・美容・宿泊施設などの実店舗に提供。2014年5月に「お店ページ」「お店トーク」などの新機能を追加し、無料版を含む新料金プランの提供を開始したところ、チェーンの全店舗導入や数百店舗単位での大型導入が進んだという。
発表によると、新機能追加や新料金プランの提供により、動物病院やレンタルショップなどの「生活関連サービス」、マッサージや整体、歯科医院などの「医療・福祉」、教習所やカーシェアリングなどの「交通、レンタカー、自動車、バイク」カテゴリにおけるアカウント登録数が急増した。また、地域情報の告知や災害時の情報インフラとして、都道府県や市区町村などの自治体や警察・官公庁などでも開設が増加しているとのこと。
なお、LINE上で店舗がユーザーから直接問い合わせを受け取ることができる「お店トーク」は、営業時間外でも予約を受けられるようになったことで予約が増加し、全体予約数の40%がお店トークからの導線となった店舗や、業務中の予約電話の数が少なくなりスタッフの負担が減少した店舗などの事例が寄せられているという。
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