uuum(ウーム)とブルーカレント・ジャパンは9月12日、YouTuberをマーケティングに活用する事業においてパートナーシップを締結したと発表した。ブルーカレントの顧客層に、uuum所属YouTuberの戦略的な活用を提案する。
YouTuberとは、商品レビューやゲームの実況動画などを制作してYouTubeに投稿する人のことで、uuumにはHIKAKINさんら20人の人気YouTubeが所属している。同社は昨年11 月の設立以来、企業とのさまざまなタイアップ動画に取り組んできた。6月のGoogle Playとのコラボレーション、8月のヤフーとの業務提携が記憶に新しい。
今回の提携では、大手企業が中心のブルーカレントの顧客層に、uuum所属YouTuberによるPRイベント参加や動画コンテンツ制作などの施策を提供する。すでに、ブルーカレントの顧客であるP&G、GoProなど数社が2014年秋のPR施策への導入を決定しているという。
また今後、企業オウンドメディアとしてのYouTubeチャンネルの導入支援、YouTuberと企業のコラボ商品企画、企業と一体となったYouTuberの育成など、企業マーケティングやブランディング活動における包括的なYouTube施策へとサービスを拡大する予定だそうだ。
両社によれば、YouTuberの戦略的な活用が先行している米国では、10代を対象とした「影響力のある人物」に関する調査で、上位20人のうち半数がYouTuber、さらにトップ5 もYouTuberが占める結果になるなど、生活者に対して非常に強い影響力があるという。
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