uuum(ウーム)は1月24日、エイベックス・エンタテインメントとパートナーシップ契約を締結したことを明らかにした。エイベックスグループの持つ宣伝やマネジメントのノウハウをもとに、“YouTuber”を使った独自コンテンツの制作を進める。
YouTuberとは、YouTube向けに動画を作成、編集して日々公開しているタレントのこと。uuumではそんなYouTuberのマネジメントを手掛けている。動画制作から企業とのタイアップ案件の窓口対応、グッズ販売、イベント運営、福利厚生制度の提供など広範囲の支援をしている。現在は動画の総アクセス数4億回、チャンネル総登録者200万人以上のHIKAKINさんをはじめとした8人のYouTuberが所属。8人を合計した月間の動画再生回数は約1億4000万回になっているという。
uuumは2013年6月の設立。独立系ベンチャーキャピタルのANRIや個人投資家から出資を受けた。12月にマネジメント事業の開始を発表したが、製品レビューの依頼をはじめとして企業から多くの問い合わせを受けているという。
前述のHIKAKINさんが出演するアンファーのタイアップ広告も、uuumが窓口となって制作されたという。「多くのファンを抱えるYouTuberが所属しており、(動画の)制作からバイラルでの拡散まで、1つの会社でできる体制を整えている」(uuum代表取締役の鎌田和樹氏)
同社では今後、YouTube以外の動画プラットフォームで活躍するタレントのマネジメント業務も展開する予定。「プラットフォームごとに動画の特性がある。YouTuberからの問い合わせも多く頂くが、きちんと体制を整えつつ事業を拡大していきたい」(鎌田氏)
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