大手広告代理店Omnicom Media Groupは米国時間5月27日、Twitterとモバイル関連の提携を結んだことを発表した。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間5月27日に報じた。同報道によると、この提携は、今後2年間にわたって2億3000万ドル規模になるという。
WSJによると、今回の提携によって、Omnicomのプログラマティック広告バイイング部門AccuenがTwitterの広告エクスチェンジ「MoPub」に組み込まれるという。また、今回の提携は、広告料の確定やOmnicom代理店に対する在庫アクセスに加え、Omnicomが新しい広告枠やTwitterが開発中の機会を「一目で分かる」ことを可能にするとWSJは報じている。また、両社は、今回の提携について、こうした提携と同様に「リサーチ」の要素を含むことを述べているという。Twitterは2013年9月、MoPubを3億5000万ドル相当で買収している。
Twitterはこれまでの過去2年間、同様の提携を他の持株会社と結んでいる。Twitterは2014年4月、Publicis傘下のStarcom MediaVest Groupと2億ドル規模といわれている提携を結んでいるとWSJは報じている。
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